前年比と増減率の違いとは?
表計算ソフトでの出し方もあわせて解説
この記事でわかること
- 前年比は「100%が横ばい」、増減率は「0%が横ばい」
- 前年比 114% と 14%増 は同じ意味
- 表計算ソフトでは「=B2/A2」で前年比が出せる
前年比と増減率の違い
どちらも「去年と比べてどうだったか」を表す数字ですが、基準になる数字が違います。前年比は前年を100%として今年の大きさを表し、増減率は前年からどれだけ増えたか・減ったかを表します。
前年比
114%
前年を100%としたときの今年の大きさ
増減率
+14%
前年からの増えた割合
基本の計算式
前年比今年 ÷ 前年 × 100
増減率(今年 − 前年) ÷ 前年 × 100
表計算ソフトでの出し方
A列に前年、B列に今年の数字を入れ、C列に次の式を入力します。表示形式をパーセントにするのを忘れずに。
| A 前年 | B 今年 | C 前年比 | |
| 2 | 500 | 570 | 114.0% |
マイナスの年があるとき
赤字(マイナス)の年から黒字に転換した場合、割り算による前年比は数学的に正しい意味を持たないため、「黒字転換(+〇〇円の改善)」と実額差分で表記するのが実務のルールです。
まとめ
全体の達成規模を示したいときは「前年比(114%)」、成長スピードを強調したいときは「増減率(+14%)」を使い分けましょう。